立ちくらみ
患者さんでよく立ちくらみをする方が来院されまので書きます。
立ちくらみは別名『起立性低血圧』といい、横になって寝ている状態から立ち上がることでめまいなどが起こる症状です。
どのようなことが起きているのかというと、横になっていた状態から急に立ち上がると約500~800mLの血液が胸腔内から下半身の静脈へ移動していきます。これは重力によって血液が下に下がっていくためです。この時、静脈は動脈ほど強く流れていないので、下半身の静脈にたまった血液は心臓に戻ることができずに心臓に戻る血液が減ってしまい、さらには心臓が送り出す血液も減ってしまうことで脳の血流も減少してしまい、起立性低血圧が起きてしまいます。
基本的に人間の身体は、横になった状態や座った状態から立ち上がる際には交感神経が急激に緊張状態になります。そうすることで、立ち上がった際に下半身の静脈を中心に血管を一気に収縮させ、重力に逆らって血液を心臓に戻すことができますが、起立性低血圧が起きやすい人は、このメカニズムが上手く働きません。
当院では筋肉ポンプを強くする治療や自律神経のバランスを整える治療などでアプローチしています。
立ちくらみのことでお悩みの方は当院にご相談ください😊
#ふじもり桜花整骨院
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八王子市緑町604-1ハイブリッジマンション1号室
8:30〜21:30
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